【初心者向け】アセットアロケーションとは?投資に役立つ入門ガイド

アセットアロケーション円グラフ 投資

投資初心者の方は「どの銘柄を買えばいいの?」と迷いがちですが、実は銘柄選びより重要なのがアセットアロケーション(資産配分)です。本記事では、初心者向けにわかりやすくアセットアロケーションの基本を図解で解説します。

アセットアロケーションとは?

アセットアロケーションとは、資産(アセット)を複数の種類に分散して配分(アロケーション)することです。よく似た意味で混同しがちの ポートフォリオ とは異なりますのでご注意ください。
代表的な資産(アセット)例:

  • 株式(国内・海外)
  • 債券(国債・社債)
  • 現金(法定通貨)
  • コモディティ(金、暗号資産、原油など)
  • 不動産(REITなど)

初心者におすすめのアセットアロケーション例

1例ですが、下図のように、資産をバランスよく配分することで、特定の資産が下落しても全体のリスクを抑えることができます。

図:株式・債券・現金・コモディティの基本配分イメージ

タイプ株式債券現金コモディティ特徴
安定重視型30%30%30%10%リスク低め、安定志向
バランス型50%20%20%
10%
リスクとリターンをバランス
成長重視型70%10%10%10%リターン重視、リスク高め

ここで一言・・・

投資は怖い。とか投資はギャンブルという言葉をたまに耳にします。例えば投資活動を何もしていない場合のアセットアロケーションをグラフで見てみましょう。

いかがですか?
本当に怖いのは、投資そのものではなく無知や無関心、誤解なのではないでしょうか?


アセットアロケーションの決め方

万人共通の正解はありません。自分に合った配分を決める必要があり以下を考慮します

  1. 投資目的:FIRE、老後資金、短期の資産増加など
  2. 投資期間:長期投資(10〜20年)か短期投資か
  3. リスク許容度:価格変動にどこまで耐えられるか

ご自身のリスク許容度は暴落を受けて初めて判明する場合があります。市場が安定しているときはリスク許容度を甘く見積がちですので特に投資初心者はリスク資産の割合いを徐々に上げていくことをオススメします。


アセットアロケーションのリバランス

  • 配分を決めたら大きくブレないよう定期的にリバランスします。
    あまり頻繁に資産を動かしても手数料負けしますので管理人は月1回と決めています*
  • 一度決めたらできるだけ比率は変えず、一時の感情に流されないようにします。
  • 恐怖や強欲に負けないでください。感情を入れず、機械的に判断するのがコツです。
    投資家心理の判断材料として、Fear & Greed Indexの確認をおすすめします。
    *暴落、急落時は都度対応

まとめ

アセットアロケーションは、長期投資やFIREを目指す上での資産形成の土台であり、もっとも基本的で重要な投資戦略図です。適切に分散して配分することで、市場の変動に強く、安定した資産形成が可能になります。

次のステップとして、Fear & Greed Indexなどの投資家心理指標を活用することで、アロケーションを一時的に変更し、市場の成長スピード以上の資産形成を狙う投資手法を公開していますので興味のあるかたはそちらの記事も参考にしてください。


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